居酒屋事業
事業紹介
居酒屋事業
事業ヒストリー
お客さんの声が生んだ居酒屋事業
今では、株式会社名代秘伝の味たこ一の主軸サービスとなった居酒屋事業(※)。
しかし、そもそも居酒屋スタイルの店舗展開は、会社として意図してはじめようとした事業ではありませんでした。
話は10年以上前にさかのぼります。
現在の春木店の近くに、旧春木店がありました。
旧春木店は、テイクアウト専門のたこ焼き屋さんでしたが、小さなイートインスペースが設けてあり、おかげさまで地元の方々で賑わっていました。
ある日のこと、一人のお客様のリクエストを受けて缶ビールを置きました。
最初のビールの値段も、お客様と相談して決めたのが居酒屋事業の幕開けでした。
社長を含めた店のスタッフは、お客様の喜んでくださる笑顔がもっと見たいという想いで、お客様の声に耳を傾けながら、その後も色々なお客様起点のアイデアが形になり、居酒屋らしいお店が形作られていきました。
※居酒屋事業(2025年現在)
【大阪】春木店、東岸和田店、京橋店
【東京】高円寺店
台風の日に、とん平焼きはできました。
秘伝の味のたこ焼きと、ちょっと一杯。近所のスーパーで買ってきた水ナス、冷ややっこがおつまみ商品として並び、お店は、地元の方にとって居心地のよいくつろぎの場となっていきました。
問題は、スペースでした。イートインのテーブルの横に、カウンターを作ったものの、お客様はぎゅうぎゅうにあふれかえっている状態。これでは、居心地のよいお店とはいえません。
「もっとお店を広くすれば、お客様はもっと喜んでくださる」と社長は考え、
2017年、旧春木店は現在の場所に移転、ニュータコイチ春木店として居酒屋事業に本格参入することになりました。
最初の頃の看板メニューは、おでん、鉄板焼き。大阪府貝塚市まで有名なかまぼこを買いにでかけて作ったさつま揚げも人気でした。今も昔も、食材を厳選し、こだわった料理を格安で提供することを追求するのが、たこ一流の商品開発です。
現在の定番メニューであるとん平焼きにはこんな誕生秘話があります。
ある年、大阪に台風が上陸してきた日のこと。一応お店は開けてみたものの、お客様の姿はありません。
そこへ一人の常連さんが「やってる?」と訪れてきました。
「ヒマやから、試作するわ」と社長が作ってみた、とん平焼き。
「これは、美味い!」と常連さんが感動してくださったところから、たこ一のとん平焼きの歴史ははじまります。
居酒屋ではなく、『たこ焼き酒場』
株式会社名代秘伝の味たこ一の居酒屋事業は、本来の「居酒屋」ではないと考えています。例えば、品数一つとっても、本来の「居酒屋」さんには太刀打ちできない点が多々あります。
だからこそ、私たちは、たこ焼き屋だからできる居酒屋事業について模索をし続けてきました。
【たこ焼き屋だからできること】
居酒屋事業の店舗でも、たこ焼きのテイクアウトはご好評いただいております。そこでの収益も見込めるので、居酒屋単体の事業よりもより低価格で商品のご提供ができるのが顧客満足向上のためにできることと考えております。
【たこ焼き酒場だからできること】
私たちの居酒屋事業は、『たこ焼き酒場』と呼んでいます。店内でも、ほとんどのお客様がたこ焼きの注文をしてくださり、商品はテイクアウトと同じものですが、たこ焼き酒場という空間の中でご賞味いただくたこ焼きにはまた別の幸せの感じ方があると思っています。
安くてうまいから、気軽に入りやすいのがたこ焼き酒場の魅力です。
圧倒的なコスパと圧倒的な満足度で帰ってほしい。そんな想いでスタッフ一同仕事にとり組んでおります。
店のこだわりと様々な方とのご縁でお客様に愛していただくようになった居酒屋事業1号店であるニュータコイチ春木店。居酒屋事業には、テイクアウト事業だけではできない幅広い提供価値があると知ったきっかけとなりました。
そして、さらなるご縁があり、ニュータコイチ岸和田店、京橋店がオープンし、店舗展開がはじまっていきました。
これからもお客様にとって居心地のよい店であり続けます。